トップメッセージ
ステークホルダーの期待に応え、ビジネスを通じて21世紀に貢献します。
私達NICHIRINグループは、「心が触れ合うモノ造り 信頼と喜びの行動で 21世紀に貢献する」という経営理念の下、従来からホース製造事業を通じて気候変動への適応やコンプライアンス・労働・人権などサステナビリティに関する課題に取り組んできました。
ESGと呼ばれるこれらの課題に取り組む理由は、企業価値を向上させてビジネスを長期的な成功に導くには、地球環境や社会的な課題、ガバナンスを考慮することが必要不可欠だと考えているからです。当社グループでは、2022年度に設置したサステナビリティ専門部署を中心にそれらの課題に取り組み、その取り組みの中で、CO2排出量の削減やエネルギー消費量に配慮した製品の提供、大気・水の環境保全、ダイバーシティや健康経営の推進などの成果を挙げています。
特にCO2排出量については、GHGプロトコルに基づいたスコープ1・2・3排出量の算定を行い、地球の平均気温の上昇を産業革命前に比べて1.5℃以下に抑えるための計画を立案し、2024年7月にSBTi(科学的な根拠に基づいたCO2削減目標設定)の認証を取得しました。これからも2050年度のカーボンニュートラル達成を目指し、様々なサステナビリティに関する課題への取り組みを強化していきます。
当社グループは、日本をはじめ海外に複数の拠点を持ち、その地域のお客様、取引先、株主、地域社会、従業員等あらゆるステークホルダーの皆様に支えられ、事業を行っております。これからもステークホルダーの皆様の期待に応えるため、多様なステークホルダーとの対話や協働を通じ、企業価値を向上させるとともに持続可能な社会の実現を目指してまいります。
2024年8月
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