サステナビリティ
ニチリングループは日本をはじめ海外に複数の拠点を持ち、その地域のお客様、取引先、株主、地域社会、従業員などあらゆるステークホルダーの皆様に支えられ、経営理念『心がふれあうモノ造り 信頼と喜びの行動で 21世紀に貢献する』のもと、グループ企業行動憲章に基づき事業活動に取り組んでいます。そして私たちは、あらゆる事業活動の礎は人と社会にあるとの信念のもと持続可能な社会の実現を目指しています。私たちはすべての人の人権を理解し、人権尊重の責任を果たすため、ここに『ニチリングループ人権方針』を定めます。
ニチリングループは、自らの事業活動が、潜在的に人権への影響を及ぼす可能性があることを理解しています。国際的に認められている「国際人権章典」及び国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」に規定された人権を尊重します。また、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」にのっとり事業活動を行います。
ニチリングループは、自社・グループ会社の役員および従業員に対して本方針を適用します。
また、サプライヤー等の取引先に対しても、本方針の支持、遵守、協働を求め、働きかけを行っていきます。
ニチリングループは、事業活動を行うそれぞれの国・地域における法令を遵守します。但し、各国・地域の法令等と国際的な人権の原則に矛盾がある場合には、国際的な人権の原則を尊重する方法を追求していきます。
ニチリングループは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく手順に従い、人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、人権への負の影響を防止または軽減することに努めます。
ニチリングループは、事業活動の影響を受ける自社・グループ会社の従業員または従業員の代表者を含むステークホルダーとの継続的な対話・協議を、誠意をもって行います。
ニチリングループは、本方針を効果的に実行するための教育・啓発活動を自社・グループ会社の役員および従業員に対して行います。
ニチリングループは、グループヘルプラインを活用し、直接的または間接的に、人権に対する負の影響を引き起こすようなことがあった場合には、対話と適切な手続きを通じてその救済に取り組みます。
ニチリングループは、人権に関する取り組みについてウェブサイト等で開示します。
ニチリングループは、ステークホルダーの考え方や価値観を尊重し、人種、民族、性別、宗教、信条、国籍、出生地、年齢、障がいの有無、性的指向、性自認等の理由による一切の差別は行いません。また、個人の尊厳を傷つける一切のハラスメント行為を行いません。
ニチリングループは、すべての国・地域において、あらゆる形態の強制労働、児童労働、および人身取引による労働を一切認めません。
ニチリングループは、結社の自由、ならびに労働者の団結権および団体交渉権をはじめとする労働基本権を尊重します。
ニチリングループは、安全最優先を基本とした職場づくりに取り組みます。日常的な教育訓練や指導を通じて、安全に関する意識・知識・技能の向上を図ります。災害予防の徹底と、不測の事態に備えた危機管理を推進し、従業員の健康増進に努めます。
ニチリングループは、事業を展開する各国の労働関連法令で定められている労働時間、休日、休暇、最低賃金等の各規定を遵守します。
ニチリングループは、自社・グループ会社の役員および従業員のワークライフバランスの重要性を理解し、多様な働き方を採用や時間外労働の削減、休暇の取得促進に努めます。そのような仕事と生活の調和の推進により従業員の能力発揮を支援します。
ニチリングループは、人種・性別・国籍等を問わず成長して活躍できるよう、従業員の属性や価値観の多様性を尊重し、ダイバーシティの推進に努めます。また、障がい者、外国人労働者やLGBT等、社会的に脆弱な立場に置かれやすい人々の人権を尊重し、包摂的な社会づくりのための具体的な取り組みを検討します。
ニチリングループの事業活動が、土地や水へのアクセスに関する権利、先住民族の権利等、地域社会における人権に影響を及ぼす可能性があることを認識することに努め、事業活動を行う地域社会との共生を図ります。
制定日 2022年10月1日
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